ダブル瓶発注方式

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ダブル瓶発注方式とは、2つの瓶を在庫するようにして、1本が空になったら発注をする、というような発注・在庫管理の方法です。
ダブル瓶発注方式は、発注のタイミングは1本が空になったらという不定期のタイミングで、発注量は1本分という決まった量を発注するので、不定期・定量発注方式になります。
ダブル瓶発注方式は「二箱方式」とも呼ばれ、在庫管理手法の一つとして長年使用されています

ダブル瓶発注方式のメリットは、
①発注の基準が明確で、誰にでもわかりやすい
②細かな在庫量の棚卸・在庫カウントをしてなくても、見た目ですぐに判断できる
一方、デメリットとしては
①在庫が一本減っていることを見逃して発注をし忘れる
②必ず2つ分の在庫を抱えることになるので、使用量が少ないと過剰になる
③もし使用量が多いと、次の発注が届くまでに欠品・ショートが発生する
ということが挙げらえれます。

これらのデメリットを考慮すると、使用量が1瓶に対してあまり多くないものにしか使えない発注方式で、発注のチェックリストなどと併用して発注忘れがないようにする必要があります。
とはいえ、これらのメリットは非常に大きく、条件に合うアイテムに対しては非常に使い勝手が良い発注方式です。
不定期定量発注の代表的なやりかたとして覚えておくのが良いでしょう。

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